青森県産米の特徴
米どころと言えばどこを思い出しますか?新潟?それとも北海道?
お米の生産量で言うと1位新潟、2位北海道、3位秋田とベスト10にその他の東北地方が名を連ねる中実は青森県はありません。
またブランド米と言われるものでは「コシヒカリ」や「あきたこまち」が有名ですが青森米はまだまだこれからという感じです。
しかし!青森にもおいしいお米があるんです!しかもなんと言ってもリーズナブル!そんな青森のおいしお米をご紹介していきたいと思います。
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豊富な日照時間
青森県は冬が長く寒く天候が良くないと思われがちですが稲が一番太陽を必要とする5月~10月までの日照時間は東北六県の中でも一番長いのです。
東京と比べてもこの時期日照時間は2割ながく、その豊富な日照時間のおかげで単位面積当たりのお米の収量がとても良いのが特徴です。
太陽の恵みをいっぱい受けた稲は何と言っても生命力が高く病気にも強いお米となります。もちろんお米も植物ですので光合成により栄養がたっぷりと詰まったお米になるのです。
涼しい環境で病害虫が発生しにくい
米の大敵である病気は高温多湿の条件下で発生率があがります。青森県は他県に比べて涼しい環境下にあるため病害が発生しにくくなっています。
病害虫の発生確率が低いので低農薬でも健全なお米が育つ環境となっているため青森のお米は安心安全と言えるのです。
豊富な水源
お米作りに欠かせないのがきれいな「水」です。青森には八甲田山や白神山地などブナの原生林を水源として田畑を潤しています。
県内最大の湖の十和田湖、岩木山麓を流れ津軽平野へと注ぐ岩木川、奥羽山脈を水脈とし南部地方最大の川馬淵川など豊富な水資源が青森のおいしいお米を育てます。
山々の恵み
青森県の山々の降雪量は全国でも指折りです。その山々に降る雪は雪解け水となって大地を潤します。
青森の中央に位置する八甲田連峰、青森の南西部に位置する世界遺産の白神山地の森と山々の恵みが青森のお米をより一層おいしくするのです。
安全・安心の取り組み
青森県のお米作りは「日本一健康な土づくり運動」を展開しています。極力農薬や化学肥料を低減することで安全・安心な環境とお米づくりを目指しています。
青天の霹靂
平成27年にデビューした青森県が誇る特A米です。もちろん味は抜群に良いのですがなにより艶と柔らかさを感じさせる白さが特徴です。
適度な粘りとキレと甘みに優れとてもバランスに優れたお米です。
名前の由来は晴れ渡った空に突如として現れる!そんな稲妻のような鮮烈で誰もが驚くようなうまさの存在になりたいと考えられてデビューした青森県一押しのお米!
まっしぐら
青森のお米の主力品種。いもち病に特強く収量性にとてもすぐれています。
「まっしぐら」の名前が示すように青森の米作りを生真面目に取り組んでいく気持ちをこめてこの名前が付けられました。
食味がよく炊きあがりの艶があるのが特徴で青森県内で最も作られているお米で、外食産業界や業務用でも高い評価があり価格の割にはおいしいと評判のお米です。
つがるロマン
津軽富士「岩木山」の麓、津軽平野を中心に広く栽培されているお米でコシヒカリとあきたこまちを先祖にもつ青森県米のサラブレット。
また耐冷性といもち病抵抗性をもつ品種で、生産者の情熱とロマンを込めて名付けられました。
青森県産米のグレードアップを担うお米として平成9年にデビューした品種です。
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